ふと自転車で走っていると懐かしい匂いがした。
懐かしいといっても毎年鼻をくすぐる花の香りだ。
子供の頃から知ってるのに名前の知らない「花」。
そう、「キバチ」の来る「花」だ。
・・・俺今さ、「そう、~~~だ。」とか言ったけどこれみんな知ってるかな?
関東近郊だとこの季節にこの名前のわからない「花」に二種類のハチが蜜を吸いに来るんだ。
黄色くて丸いフォルムの通称「キバチ」。
黒くていかにも悪そうな感じの通称「クマンバチ」。
「キバチ」は基本的に針で刺してきたりしなくて、「クマンバチ」は刺されるとすごく痛い針を持ってて攻撃的な感じ。
虫あみを持って「クマンバチ」にヤラれないようにしながらよく「キバチ」を捕って遊んだ。
捕まえた「キバチ」に糸をつけて空中散歩させたりね。
それにしてもガキの頃って残酷だから羽むしったり、クマンバチを瀕死にして観察したりとかもしたな。
今思うとエグい事ばっかやってたんだな。
でもそんな中から自然に生と死の概念を勉強していたような気がする。
そんな子供の頃のイメージが強いのかこの花のニオイは何故か毎年懐かしい感じがするんだな。
この「花」なんていうんだろ?
ちなみに今日の画像はそのキバチ。
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