2013/12/08

大事に使ってるモノはどうやって捨ててる?

バレエシューズをどうやって捨てるかって話なんだけど。

あ、突然だったね。

あるバレエの先生が、
「アメリカでしばらく踊ってたS子が、ポアント(トゥシューズの事ね)  をそのままゴミ箱に入れるんですよ。シューズに申し訳ないとは思わないのかねー!」

ああ。なるほど。そういう考えわかる。そうかー。確かにそうだよなー。

その先生の考えだと、せめて新聞紙とかにくるむとかして、他のゴミと触れないようにするぐらいの感謝の気持ちをそのシューズに持ってもいいんじゃないかってこと。

んー。ちなみに俺も紙袋とかに入れてるかなー。なんとなく。なんとなくだけど。
なんか自然にそんな感じになっちゃってるな。

でもこの問題は日本ならではなのかな。

俺学生の頃にアメフトやってたの。
で、本場のアメリカの選手たちはヘルメットの上に足を置いたり、座ったりすんのね。
でもそんなことを日本でやったらこれがめちゃくちゃ怒られる。
「アタマを守ってくれてるモノになんて態度だ!」
みたいなことになる。
それこそ剣道の面なんてそんなことしたら張り倒されるだろう。

欧米は「モノ is モノ!」みたいな感覚があって、日本では「モノ」を敬意をもって擬人化するような傾向があるんじゃないかな。

元々日本にあった「やおろずの神々」とか「どんなモノにも魂が宿る」ような「精霊主義」みたいな風習が精神的な下地としてあるのかなあとか。

 「ナニカ」に対して敬意を払うって感覚は「思いやり」と「なんでもありがたがる雑食文化」の日本の特徴なのかも。まあ美点っちゃあ美点。

アメリカとかで仕事してるとそっち側に慣れちゃうだろうな。

どっちがいいって事もないけど、 違いはあるなって話。

今回はバレエシューズとかの話だけど、みんな仕事とかで大事に使ってるモノはどうやって捨ててる?









1 件のコメント:

  1. はじめまして。
    クラシックバレエをやっているものです。

    私も使い終わったトゥシューズなどは袋に入れて「ありがとう」と言ったりします。
    ここまで一緒に戦ってくれた感謝の気持ちをこめて、ですかね。
    明確な理由があるわけではないのですが、やはりそういうことも踊る上で大切なことのような気がします。
    バレエに限らず、大切に使ったものは大体そうしています。

    でもこれは日本ならではなのですね。驚きです。

    私は日本のこのような考え方はとても好きで、必要不可欠だなと思います。

    コメントを見てくださってありがとうございました。


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