夜分遅く、少し酒に酔って真っ暗な自分の部屋で目を閉じたら、左からけたたましいセミの声、右からは落ち着いたスズムシの声が聞こえた。
この季節を代表する虫達は本当にその時期の人のココロや空気そのものを表しているなあと思った。
猛暑日は続いていても確実に秋は「ココ」に来ていて、「夏」と「秋」のハザマに自分が「いる」という事を強く実感してしまった。
今ハザマにいる俺はなんて鳴こうかな。
・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・ミーン ミリン ミリン リン リン リン。
いまいちパッとしねえな。
好きに踊って好きに唄おう。それしかねえし。
時間の流れが切なくもあり、心地よい夜だ。
昼の火照りが沈んで、夕方になって行く感じ。
一年を一日の時間にしたら今は16時マエぐらいなのかな?
時と季節のハザマで眠りに落ちる事にする。
ん。
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