2009/04/30

花はいつもそういうふうにそこにある。

夜に仕事から帰ってきて、ふと歩きたくなって近所を散歩した。

あ、別に「なんだか精神的に疲れてるのね・・・」って話じゃなくて、ふとそういう風にしたくなる日があるって話なんだけどね。

歩いて火照りはじめた顔に湿気をはらんだ紺色の風が心地よく流れていく。

俺はこの風が好きだ。

「夜風」、「夜気」ってやつだな。

なんとなく英語にすると「ナイトウィンド」に「ナイトオーラ」。

思いっきりルー大柴的だけど、まあなんとなく。

かっこいいじゃん。

そう、これが好きなんだ。昔から。

静かで、草木や空気が昼間とは違う、よりおだやかにニヤニヤしてる感じ。

近くを通るとそれらが片目を開けて、通り過ぎる俺を見てるみたいなね。


いい気分で子供の頃から駆けずり回っていた細い遊歩道に入り、少し歩くとなんともいえない花のニオイがした。

つつじだ。

いっぱいのつつじ。

みんな気づいてるかな?

今年のつつじやべえっす。

満開過ぎます。

ウチの近くだけじゃねえなこりゃ。

葉っぱと花の分量がおかしい。

花が多すぎ。

大杉蓮。

多分何年に一度のつつじ年です。

ちなみに俺はひつじ年です。


で、子供の頃によくやったつつじの花をチューチュー。

美味し。

甘し。

懐かし。

うれし。

はずかし。

朝帰り。

��・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

まあとにかく何年ぶりか見当もつかない久しぶりの味を感じ、ココロの中が表現できない感じに。

こういうのをノスタルジックっていうんだな。絶対。わかるわ。ソレ。

俺のタイムカプセルがこんなところに期間限定で咲き誇ってる。

特におしつけがましくもなく、只そこにある。

花はいつもそういうふうにそこにある。

いいなオマエ。いい感じだな。


うん。ま、いっか。

こんな気分で寝ることにするわ。

おやすみ。

太頼の独り言(仮題)-つつじ


P.S
みんなコメントありがとう。
読ませてもらってます。

暗号的にみんなに送ります。

ただいま!
ありがとう!
3月楽しみにしてます!
��ハクナマタタ」はスワヒリ語で「気楽に行こうぜ」的な言葉だよ!
天パーは兄の亮太に遺伝したよ。

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