2009/04/28

シビレルぜ。

いや楽しかったよ。

世界一周。

その話をほとんどしてなかったな。

まあアジアスタートでアフリカ大陸、南米大陸、ポリネシアの島々、オーストラリアって感じのルート。

そのウチのアフリカの話。

子供の頃からの憧れの地。

まあいくつか回ったんだけどその中でもケニアの話を。



ケニアにはツァボ国立公園てゆうのがある。

っていっても代々木公園や井の頭公園ってんじゃなくて、国で管理してる大自然そのものの事。

キリンだぜ。ゾウだぜ。ライオンだぜ。シビレルぜ。

雄大な自然の中をバンで移動してサファリウォッチング。

いやあ興奮した。

だって目の前にいるんだよ。

なんでもかんでも。


でもここでもやはり密猟の問題がある。

そのウチのヒトツは象牙。

高値で取引される象牙を狙ってたくさんのゾウが殺される。

もともとゾウの牙は長く伸びて地面を掘り、水脈を探すためのものだったらしい。

しかし、長く人間に虐殺され続けたゾウ達は本能的に牙の立派なものから殺される事に気づいた。

その結果彼らの牙は短くなってしまったそうだ。

生存本能が彼らの遺伝情報まで変えてしまったというのだろうか?

もう深く地面を掘ることは難しくなってしまった。

今も24時間体制でレンジャーが見回りをしているらしい。

なんか悲しいな。


テントをはったキャンプ場で一泊した。

夜の空。落ちてきそうな星空。

どこからともなく聞こえてくる動物と虫の声。

大自然の夜は思ったより騒々しい。

裸足になって土を踏み、耳に手を当てて眼を閉じる。

本当に大地の息吹が聞こえてくる。

うわ。

ここは豊かなのだ。

焚き火を囲んで、なにを言ってるかわからない現地のヤツらとコミュニケーション。

こういうのがいいんだな。 

そして夜明け。

たまらんぜ。





ま、そんな感じでした。




あ、そうそう部族のヤツと一緒に踊ったんだ。

で、その時にバレエテクニックを見せたらびっくりしていて、一生懸命練習してた。



どっかの部族ではきっと新しいテクニックが広がってる事だろう。

歴史に一石を投じられてたら嬉しいな。

「ンバ?マンボ! タイラ ハクナマタタ!」 的な感じで。

んではおやすみ。

太頼の独り言(仮題)-ゾウ。太頼の独り言(仮題)-夜明けのアフリカ

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